2012/10/26(金)

入稿する前に!用紙を選ぼう

前回「入稿データの作り方」という記事を書きましたが…
お久しぶりです、まよです。
入稿データが出来たら早速印刷会社に入稿しましょう。

でも、その前に…「どんな紙に印刷するか指定する」場面に遭遇します。
クライアントとの打ち合わせで紙の説明が必要になることもありますよね。

コート・マットコート・アートポスト・サテン金藤、、90kgと110kgって何が違うの?
普通チラシに使われている用紙ってなんていうの?

という疑問をササッと解決!
印刷会社に「用紙サンプル」をもらいましょう!

Super Print


私がいつも名刺の印刷に使っている Super Print
名刺専門なだけあって、手触りが良い紙、キラキラしている紙など風変わりな用紙がたくさんあります。でこぼこの型押し、キラキラホログラム等オプション加工のサンプルも一目瞭然。

グラフィック


私がはじめて用紙サンプルを請求した グラフィック
50枚くらいで数えるのをやめましたが、たぶん100枚くらいあります。すごい量です。これを1枚1枚見ているだけで楽しいのは、文房具屋さんに行くだけで妙に楽しい気分になるのと同じだと思います。

プリントパック


私が一番よく使っている印刷屋、最近CMでもおなじみのプリントパック
とにかく安いので重宝しています。ポストカードに向いているものはポストカードサイズに、チラシに向いているものは大きいサイズになっているので目当てのものが探しやすいです。

ちなみに、私がよく制作しているバンドのフライヤーはコート90kgで印刷にかけています。分厚い紙が良いと言われた場合にはコート110kgにするか上質紙(←意外と味が出てかっこよく仕上がる)。kgは紙の重さのことなので、新聞折込に入っているような向こう側が透けて見えるくらいペラペラなスーパーのチラシは53kgだったりします。

 


カラーチャートも同梱。印刷に使われるCMYKのインクの掛けあわせが10%ずつ変化する様子を確認できます。

番外編


紙以外にもサンプルはあります。こちらは フジ製作所 で頂いたPVC(合成樹脂)のサンプルです。専門外すぎるのでやっぱりこういうものがあると非常に助かりますね。

という感じで、用紙サンプルは基本的に無料でもらえるもので、印刷会社によって持っている種類も全然変わってきます。個人的に、今度は レトロ印刷 の用紙サンプルが欲しいな…って思っています。紙について悩んでいる人は、まず資料請求してみてはいかがでしょうか!